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リモートで本システムを使用したい場合にはVNCの利用が便利です。 以下のようなケースです。
※1:このような使い方をするためには、VNCの導入以前にVPN(Virtual Private Network)の構築 が必要となります。 単純に「インターネットが接続しているから」といって、そのままVNCが使えるわけではありません。 OpenVPNを参照してください。
※2:クライアント・サーバ版では、VPNが構築済みであればVNCを使うことなくそのままでリモート運用が可能です。 ただし、インターネット接続が十分に高速であることが必要です。 ISDNやADSL程度の回線スピードでは満足な使用はできません。 この場合には、VNCの利用を考慮してください。
ここでは、NANASIさんによる「UltraVNC 日本語版」のインストールと利用方法について述べます。 ダウンロードはNanasiさんを参照してください。
※VNCの日本語版としてはこのほかにも様々なものがありますが、少なくとも「本家(英語版)」は 日本語入力ができないようです。

VNCは、手元にあるパソコンから遠隔地(同じLAN内、あるいはVPN等を介したネットワーク上など)にあるパソコンを 操作するものです。手元側をビューア、遠隔地側をサーバと呼びます。
この場合の「サーバ」は、本システムで呼ぶ「クライアント・サーバ」とは無関係であることに注意してください。 本システムのクライアント・サーバ版のクライアントパソコンを操作する場合には、それがVNCで言うところの「サーバ」となります。 また、スタンドアロン版を起動しているパソコンを操作する場合には、そのパソコンが「サーバ」となります。
VNCは特定のアプリケーションだけを操作するものではなく、パソコン全体(デスクトップ)を まるごと操作するものです。 ですから、商品スタッフIIに限らず、サーバ側パソコンであらゆるアプリケーションを動作させて、 それをビューアから操作することができます。ただし、おそらくゲームや動画表示などの画像が 激しく動くものは表示できないか、極端に遅くなるものと思われます。
簡単のために、既にUltraVNCがインストールされている場合にはアンインストールしてください。 次に、最新版(2008/3/31現在は、UltraVNC 1.0.2 日本語版 Release 2)のインストーラを起動します (手動パッチは不要です。これは本家のものを修正するためのファイルです)。

ここでは、インストール中の設定は必要に応じて変更して構いませんが、 以後の説明ではすべてデフォルトにするものとします。 「次へ」ボタンをクリックしていき、インストールを終了します。
このインストールを、操作するパソコンと操作されるパソコンでそれぞれ行います。
操作される側のパソコンで「UltraVNCサーバ」を起動します。

初めて起動すると設定画面が表示されるので、 ここでは「VNCパスワード」を設定しておきます。
※このパスワードはサーバの操作が可能な人を限定するためのものです。 VNCの通信は暗号化されていませんので、インターネット等の信頼できないネットワークに VNCの通信をそのまま流すことは危険です。 LAN環境のみで使用するか、VPN(Virtual Private Network)を利用してください。

UltraVNCサーバが起動すると、タスクトレイの右側にUltraVNCのアイコンが表示されます。 この状態の時にだけ、他パソコンから操作できます。

サーバを終了させる必要はありません。起動しておいたままでも構いませんが、 何らかの理由で終了させたい場合には、アイコンを右クリックしてメニューから 「UltraVNCサーバを終了」を選択します。

クライアント側では「UltraVNCビューア」を起動します。

「UltraVNCサーバ」として、サーバパソコンの名称あるいはIPアドレスを入力します。 ここで、もし指定されたパソコンが存在しないか、あるいはUltraVNCサーバが起動していなければ 「サーバに接続できません」とのメッセージが表示されます。

サーバ側で設定した同じパスワードを入力します。 パスワードが違う場合は「VNC認証に失敗」とのメッセージが表示されます。

UltraVNCビューアのウインドウ内にサーバ側パソコンのデスクトップが表示され、自由に操作 することができます。日本語入力も可能です。
上部のツールバーが邪魔な場合は、図の「ツールバーを隠す」ボタンをクリックします。

さらに、ウインドウを最大化すると、クライアント側パソコンの画面一杯にサーバ側パソコンの デスクトップが表示されます。 つまり、あたかもサーバ側パソコンだけを操作しているかのような状態になります。
※ビューア画面よりサーバ画面が大きい場合(解像度が高い場合)は、一度に全画面を 表示することはできません。この場合は画面の端の方にマウスを持っていくと自動的にスクロールします。
元の状態に戻すには、マウスカーソルを画面上部に持っていくと、黒いバーが降りてきますので、 この中の最大化ボタンを押します。

VNCは、離れた場所にある自分のパソコンを操作するためだけに有用なのではありません。 例えば遠隔地にいて困っているユーザのパソコンを操作することもできます。
「サーバ」パソコンは、こちら側から操作できることはもちろんですが、その前に座っている ユーザも自由に操作することができます。 ただし、二人が同時にマウスを動かすと、画面上のマウスポインタは予想外の動きになります。 つまり、あたかもマウスが二つ接続されているかのような状態です。
「遠隔サポート」のためには、VNC以外の音声通信、つまり電話やスカイプなどを利用して 会話をしながら行うことが必要です。
また、繰り返しになりますが、このような利用では、VPN(Virtual Private Network)の 構築が必須です。
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