OPACシステム

図書館の蔵書検索システムです。極めて高速な検索が特長です。

概要

ナトーコンピュータ様(熊本市)との協力関係の元に開発いたしました。
ナトー社開発の図書管理アプリケーションの扱うデータベースを検索するウェブアプリケーションです。

特長

  • N-Gram法を用いた高速な検索を実現しています。

  • 検索結果を一定期間キャッシュしておくことにより、同じ検索が繰り返し行われる際に効果を発揮します。これは例えば学校でのコンピュータ授業での利用に有効です。

  • 分散した複数の図書館にわたる横断検索が可能です。

  • ウェブサイトのアクセス解析をwebalizer,analogのいずれかで行うことができます。

使用技術

本システムの背景と目的

本システムは熊本県内のとある自治体の複数の学校図書館および公民館の蔵書管理を行う目的で作成されました。

協力会社であるナトー社作成のシステムは図書館職員の用いる端末にて動作するアプリケーションで、貸出業務・蔵書管理業務に用いるものです。こちらは一般ユーザが使用する目的のものではありません。

弊社作成のOPACシステムは、主に上記アプリケーションの作成したFirebirdデータベースの内容を検索することを目的としています。
図書館内に設置された端末にて一般ユーザが自由に操作できるほか、自治体ホームページからリンクされ任意のユーザが公民館内の図書を検索することができます。

本システムには以下の機能があります。

  • 単語を区切って入力せずとも、日本語わかち機能(Mecabによる)によって自動的に単語を区切りそれによって検索を行う。

  • 蔵書名や著者名を混合しての一行入力による検索のほか、蔵書名、著者名、出版者名、出版年などを細かく指定した検索ができる。

  • 小学校低学年向けに、「ひらがな」だけでの検索ができる。また「ひらがな」は手入力する必要はなく、ウェブページ上の仮想キーボードをマウスクリックするだけで入力が可能。

  • 自治体内の複数図書館を横断検索することができる。複数図書館の構成は集中型と分散型のどちらでも可能。

  • 読みたい図書を希望するためのリクエスト送信機能、ユーザカードのパスワード変更機能。

集中型と分散型への対応

本システムは、複数図書館の構成として集中型と分散型の二通りに対応しています。

集中型では全図書館のデータを中央図書館のデータベースに格納します。

各図書館ではデータベース管理の手間がありませんし、蔵書検索も一つのデータベースを対象とすれば全図書館分を一度に検索できます。

しかし、各図書館・中央図書館の間のネットワーク接続が安定している保証がなければいけません。
切断している間は、検索どころかすべての図書館業務がストップしてしまいます。

分散型では各図書館にそれぞれデータベースを持ちます。

図書館の間のネットワーク接続が不安定だとしても各図書館の業務には支障ありません。
しかし、全図書館の蔵書を検索するには、すべての図書館のデータベースを対象としなければなりません。

本システムでは、このような「横断検索」を図書館ごとに順番に行うのではなく、検索リクエストを同時に発行し並列に処理することで高速性を保持します。

さらに各図書館に対する接続はSSLで保護され、侵入・盗聴等から防御がなされます。


検索画面

以下に一般的な一般的な蔵書検索の例を示します。
google等の検索サイトと同様に、
一行分の入力エリアにキーワードを並べればそのキーワードを持つ書籍をリストアップします。

検索結果は、署名順、著者名順などの方法で並べ替えることができます。



ひらがな検索画面

「ひらがな」による検索画面です。
仮想キーボードをマウスでクリックすることにより、キーボードに触ることなく検索が可能です。