現場予定君

概要

熊本市を本拠として九州一円の電信電話工事を担当される工事会社様向けの人員配置システムとして作成しました。

複数の工事現場にて作業人員割当て要請をパソコンにて作成し、本部に送信します。
本部では、それらの人員割当てをチェック・修正し確定します。

確定時には、各現場のチームリーダに対して確定内容のメールが送信されます。

確定した配置予定は各現場のパソコンにて閲覧・印刷できるほか、iモード端末での閲覧が可能です。
さらに、各作業人員のメールアドレスに「明日の予定」メールを自動的に送信します。

本システムは以下の技術を使用しています。

ソフトウェア構成

本部システムはLinuxサーバ機(Fedora Core)とローカルLAN内の端末パソコンから構成されます。
サーバ機には、FirebirdリレーショナルデータベースとJettyウェブサーバを搭載しています。

ウェブサーバを中心とする構成

本システムは完全なウェブアプリケーションです。本部LAN上の端末パソコン、現場パソコン、i-mode端末はすべて本部のウェブサーバを閲覧します。ただし、以下のようなセキュリティチェックを行っています。

  • 外部から閲覧することができるものはi-mode用コンテンツのみとし、なおかつユーザID・パスワードによるアクセス制限をつける。

  • 現場システムはzebedee暗号化トンネル経由によるアクセスとなるので、外部からのアクセスではなくサーバ自身からのローカルなアクセスとして取り扱われる。

  • 本部内のローカルアクセスには特に制限はない

Java Web Startによるリッチクライアントアプリケーション

一般にウェブアプリケーションは使い勝手が悪いものです。非力なhtmlやJavaScriptではユーザの思うがままの操作を実現させることはできません。仮に可能だとしても膨大な工数がかかってしまったり、一部のブラウザでしか正常に動作しないということになりかねません。
本システムはJava Web Start機構による、いわゆるリッチクライアントです。これにより通常のJavaアプリケーションによる操作性を実現しています。

Java Web Startではサーバ内のアプリケーションファイル(jarファイル)を更新すれば自動的にそれが各端末に配布されます。アプリケーションプログラムの修正や機能強化の際にも個々の端末へのインストール作業が必要ありません。したがって、特に本システムのような各地に分散した端末を初心者が扱う場合には極めて有効です。

現場システム


※画面はサンプルデータによるものです

現場システムでは、二週間分の人員配置予定を作成します。これは本部に対する「人員配置リクエスト」です。

各日付の「マス目」を右クリックすることで工事予定ボックスを作成し、ドラッグドロップで簡単に必要人員を配置します。

また「工事予定ボックス」自体もドラッグドロップによって、別の日付への移動・コピーが可能です。

作業終了時には、自動的にこれらの「リクエスト」が本部サーバに転送されます。
このとき、もしインターネット接続が不可能な状況であったときは、ローカルディスクに保存し、次回接続時に再度転送を試みます。

このようにして複数の現場からの人員配置リクエストが本部サーバに転送されていきます。

本部システム


※画面はサンプルデータによるものです

本部サーバ内の複数現場からの配置リクエストを集約し、修正等を行った後に確定するのが本部システムの役割です。

各現場について、ドラッグドロップにより簡単に人員配置の修正等をすることができます。

このとき、その日に稼動可能な者であるか、その工事従事者として登録されているか、同じ日に一人の作業者が複数の工事に割り当てられていないか等のチェックを行い、異常がある場合はその旨を色分けして通知します。

ここで各「工事予定ボックス」の確定が行われると、該当する現場のチームリーダにその旨のメールが自動送信されるます。
また、これらの確定した予定は、常に現場パソコン・本部端末から閲覧することができます。

帳票類

帳票類は本部・現場を問わず、htmlページとして閲覧できることはもちろんですが、iTextによってPDFを自動生成することができます。
次の帳票を作成することができます。

  • 登録工程一覧表
  • 全メンバー一覧表
  • 工事番号一覧表
  • 予定調整表
  • 週間予定表(確定)
  • 週間メンバー表

i-modeコンテンツ

※i-modeエミュレータによる画面です

i-modeコンテンツです。
このコンテンツのみ外部から閲覧可能としていますが、
閲覧にはユーザIDとパスワードが必要となります。

なお、一般にi-mode端末ではクッキーの利用ができませんが、独自のセッション管理により未操作の状態で数分間放置しておくとセッションを破棄し、再度ユーザID・パスワードを入力しなければ閲覧できない仕組みをとっています。
この仕組みは紛失・盗難に備えるためです。

ここでは本人・他のメンバーの予定、その工事内容を閲覧することができます。またパスワード変更を行うこともできます。