ウェブアプリは使いにくい

近年はウェブアプリ全盛の時代と言ってよいでしょう。あらゆるものがウェブアプリとして提供されています。
ウェブアプリが流行る理由は、やはりユーザ側にはブラウザがあればよく、他のソフトをインストールする必要が無いということがあげられるでしょう。

しかし、このウェブアプリなるもの、そろそろ限界が見えてきたと感じます。世間ではWeb2.0と騒いでいますが、そのような小手先の概念では乗り越えられない壁がたしかに存在します。

それは「操作性」の問題です。ブラウザというのは基本的に「ページをめくるように」しか操作できません。これはウェブの本質的な問題点です。これを乗り越えようと様々な技術が出てきました。JavaScript、Flash、AJAXなどなどです。しかし、どれもこれもその場しのぎの感が否めません。ウェブの本質的問題をそのままにして、なんとか便利にならないものかと知恵を絞った結果でしかありません。このような「技術」が将来に渡っても利用され続けるとはとても思えないのです。

あらゆるものがウェブとして提供されているのを見習って、何でもかんでもウェブアプリ化しようとする方々もいますが、これは明らかに間違いです。ウェブアプリというものは、あくまでも

不特定多数を対象とする、インストールが不要なアプリであり、しかしその代わりに操作性には制限がある。

というものだからです。利用者を特定するようなソフトウェアまでウェブアプリ化しようとするのは、(もちろん私見ですが)愚かな行為ではないでしょうか。

httpプロトコルはそのまま利用され続けるにしても、少なくともブラウザのインターフェースは見直されるのではないでしょうか。このまま「その場限りのおかしな技術」が繁栄を続けるとはとても思えないのです。