商品スタッフII![]() |
2007年2月より、クライアント・サーバ版を鹿児島県内ホームセンター様で稼動中です。このホームセンター様では、商品登録件数4万5千件(常時在庫の無い商品含む)、顧客登録数2万件の規模となっています。

大きく分けて店舗棟と倉庫棟とがありますが、それらはLANで結ばれています。売り場ではレジ端末を3台使用していますが、むしろ作業用端末の台数の方が多くなっています。
フルバックアップ用のNAS(ネットワークストレージ)は火災等の危険を考え、倉庫側に設置しています。
経営者自宅よりインターネットを介して店舗と同様の操作を行うことができます。また、弊社より緊急時対応のために接続を行っています。これらはOpenVPNによる仮想的な専用線接続です。

1号、2号レジです。以前は他社製の「パソコンPOSレジ」を使用されていました。それらの機材は何の変更もなくそのままで、ソフトのみ弊社システムに切り替えました。

店内の様子です。ところ狭しと商品が並べられています。
このお客様は、いわゆるオフコンの出始めの頃より積極的に電算化を進め、今回が「第7次システム」となるそうです。オフコン時代は、選任のオペレータが必要だったそうですが、商品スタッフIIでは主に経営者ご本人が操作を行っておられます。
発注から仕入までのデータの流れがスムーズに繋がっており、無駄がないため非常に簡単です。発注伝票から必要な仕入伝票を自動作成してくれますし、発注伝票について仕入・入荷がされているか、仕入伝票について入荷がされているかなどの情報もわかりやすく表示されるためチェックも簡単です。
また、他社製のソフトは、ただの「発注点方式」であって、発注点を切ったら闇雲に発注するほかはありませんが、商品スタッフIIでは競合商品も含めて販売履歴がすぐに表示されるため、その場で発注すべきかあるいは発注数量を変更すべきかなどの判断が即座にできます。
また、発注商品を様々な条件であらかじめ絞りこむことができ、緊急性の有無や仕入先などによってきめ細かい発注ができます。小売業にとっては、なによりも発注が最も大切ですが、ここまでのサポートを行ってくれるソフトはなかなか見当たりません。
これまでのソフトでは、一つ一つの商品設定はそれぞれの編集画面を開いて行う必要がありました。これは数万件もの商品を擁する私共にとっては苦行と言ってもよいものがあります。特に、大中小分類のそれぞれのコードを指定していくやり方は面倒な上、柔軟性もありません。後から簡単に変更することもままならないからです。
商品スタッフIIの木構造による直感的な操作は、画期的というべき以上のものがあります。この種のソフトでは常識だった「分類コード」を全く意識せずに済むようになりました。さらには、同じ分類の複数商品について、条件によってソートしたり、それらの発注点や補充点などの属性を一度に変更することもでき、作業効率が飛躍的にアップしています。
このソフトによって、商品数を増やすことが恐くなくなりました。たとえ商品数が二倍になっても十分に対応できると確信しているからです。私共では、これを武器にこれまでは二の足を踏んでいた生鮮食品の分野への進出も考えています。
以前に使用していたパソコンPOSレジは売上登録の機能のみで、履歴を閲覧することなどできません。お客様の中には、レシートを持たずに返品要求される方もいらっしゃいますが、お客様の錯誤により私共でご購入いただいた物ではない場合もあります。また、先日は陳列棚の商品をそのままレジに持ってきて返品要求するという不正がありました。もちろんレシートはありません。商品スタッフIIでは、操作中のレジ端末か他の端末に限らず販売履歴をすべて閲覧することができますし、また今回(2007/9)の機能拡張で、商品のJANコードを読み込ませれば、すぐにその商品の販売履歴だけを抽出してくるという機能が追加されました。これによって、お客様対応の効率もアップしました。
納品書、請求書の発行がレジで行えます。通常のレシートプリンタ以外にA4サイズのレーザープリンタを接続するだけです。ですから、掛売が一般的な法人取引、官公庁の取引にも簡単に対応できます。また、「△△建設C現場 担当者 青木和夫」などと、得意先名とあわせてお買上者名まで表現する事が出来ますので、取引先のニーズに合わせた伝票発行/管理が出来るようになり、取引先から好評を得ています。
売上登録時にその場で、持帰、配送、注文(在庫の無い場合)、一部配送、配達日と時間指定などの細かい指定ができます。自動的に配送は配送処理にまわされ、注文は発注にまわされます。レジでお客様のニーズに細かく対応できるようになりとても便利になりました。
お客様が売掛金を現金で持ち込まれた場合など、レジで売掛金の伝票単位の入金消し込みが簡単にできます。事務所での売掛の管理作業が軽減しました。
特売期間や特売価格、タイムサービス、セット販売、ミックス&マッチなどの特売設定が事前に事務所で細かく設定できます。これらの設定は、やはり自動でレジの販売価格に反映されますので、レジ担当者はそれらに気を取られずにレジ操作に専念できます。
特別な付加装置なしで、ポイントサービス、管理が出来るのもうれしい点です。
条件を指定して商品を抽出したり、売上伝票を抽出したりできますので、見たい情報がすぐに見れます。商品や売上伝票の調査、商品属性の編集などに日常的に使用しています。
仕入から配送までもスムーズで一貫しています。考えてみれば当たり前のことなのですが、しかしその当たり前のことがなかなかできておらず、他社製ソフトにはあまり見られないと思います。
発注・仕入データを作成すれば、仕入先と商品と数量はわかっています。ですから、入荷検品時に仕入先と商品JANを指定すれば自動的に入荷数量を提示してくれます。その商品が客注であれば引当状態になりますし、店舗に補充すべきであればその指示が行われます。残りは倉庫の所定の場所に格納と指示されます。自動でここまでやってくれるのですから、入荷検品の効率は嫌が応でもアップします。
引当状態の商品は自動的に配送可能状態になっていますから、配送担当者は配送ルートや商品の量を考えて配送計画を立てますが、これもドラッグドロップで非常に簡単です。配送画面を開いて、配送順に引当商品をドラッグドロップすれば完了してしまいます。
私共では官公庁・法人との取引も多いのですが、個人のお客様とは異なる売掛入金に対応しなければなりません。例えば、X役所のA課やB課への売掛について、X役所がまとめて入金するといった場合があります。請求分すべてを入金していただけるわけではなく、Aの一部、Bの一部という場合もあります。
商品スタッフIIでは、このような入金金額の把握と、それによる伝票単位(伝票の一部)での消し込みが正確にできます。
前項とも関連しますが、商品スタッフIIの請求書は他のソフトとは異なります。その月の商品明細を示して請求を行うのはもちろんですが、前々月それ以前であっても入金消し込みされていない分についてすべてを印刷します。
ですから、以前は非常に多かった「この請求金額は、いつのどんな商品の分か」という問い合わせがまったくなくなりました。官公庁様との取引では、特に店舗側の事務処理の正確性が重んじられますから、信頼関係を築く上での強い武器になっています。顧客の信頼は、品揃えや値段だけではありません。店の対応が大きな信頼につながります。
電話での問い合わせには、「××という商品はあるか?値段は?」というものも非常に多いです。商品スタッフIIには商品名の一部からすぐに検索する機能がありますから、メーカー名やJANコードがわからなくとも簡単に探し出せますし、売価・在庫状況・販売履歴・メーカー名・仕入先もすぐにわかるので、的確にお答えすることができるようになりました。
以前に使用していたシステムでは、夜間処理にて倉庫から店舗への商品補充数量を計算していたため、特に年末などの商品が特に多く出るときには、陳列商品が足りなくなるといった事態が発生していました。このシステムはリアルタイムで在庫を把握しており、店舗に補充すべき数量を即座に計算するため、倉庫担当者の判断で陳列数量が足りなくなるといったことはありません。
もはや私共ではこのソフトがなければ立ち行かなくなっている状況で、私共の頭脳と言えますし、また現在のデータは財産です。それだけに、バックアップは常に行わなければなりませんが、商品スタッフIIでは日に一度の自動フルバックアップ機能しかありません。
もちろん、操作によって任意の時点のフルバックアップをとることもできますが、忙しい業務中ではとかく忘れがちです。
現在は火災等の危険を考え、別棟にあるネットワークストレージに毎夜自動的にバックアップをとるようにしていますが、できれば10分程度ごとにバックアップし、サーバ故障時にはただちに切り替えて運転することを希望しています。