商品スタッフII![]() |

システム上の在庫数と現実の在庫数を完全に一致させるのは難しいものです。不一致の原因には様々なものが考えられます。
しかしその一方で、システムの様々な機能にとって「在庫数が合っていること」は必須ともいえる事柄です。システム上の在庫数に確信が持てなければ、
少なくとも「定期的に棚卸をすれば、その時点での総資産をわかるはず」と思われるかもしれません。しかしこれも、「棚卸時の数え間違いが絶対に無い」という前提での元でしかありません。
どのようなシステムであれ、在庫数を完全に合わせることは、人手で数える限りは不可能です。これを可能とするには、(おそらく将来)商品の個体ごとに「ICタグ」が埋め込まれるのを待たなければならないでしょう。
実際の商品を数えるのも、店からの出し入れを行うのも人間です。人間は間違いを犯すものです。システムは入力をそのまま受け入れるほかはありません。しかし、商品スタッフIIでは間違いの可能性を極力排除し、検出する仕組みを提供しています。
システム構成・管理で説明しましたように、他の多くのシステムとは異なり、商品スタッフIIではシステム在庫数の変動はすべてリアルタイムで行われます。このため、異常があればその場で検出できます。例えば、
というケースです。これを「出庫アンダーフロー」として、ただちに捉えることができるため、その場で在庫の数えなおし(ミニ棚卸)を行うことができます。

さらに商品スタッフIIでは、入庫数・出庫数の履歴を持っています。つまり、
それぞれの日時と数量を記録しています。これを利用して、前回棚卸時の数量にその後の在庫の増減を加えて、今回の棚卸の予測数量を算出することができます。この予測数量と実際の棚卸数量の差異があるとすれば、その原因は次のようなものであると考えられます。

これらの差異数量・金額は、家電・家具・日用品などの機能別分類を指定して表示することもできますし、店頭の陳列ロケーションごとに表示することもできます。これにより、
などを分析することができます。

任意の時点で、任意の場所(例えば、店頭の一つのロケーション)について、システム上の在庫数を表示・印刷することができます。これによって、システム上で把握している在庫数と実際の在庫数の違いを確認することができます。

従来型のシステムは、「人間が数え間違いを犯さないこと」や「万引きなどが無いこと」を想定しています。このような想定は非現実的と言えます。
商品スタッフIIは、「人間の間違い、在庫数の狂いは存在するもの」との前提にたち、その検出や補正のための方策を提供します。