※※※ 本マニュアルは旧製品V1のものです。最新版V2はこちらです ※※※

起動時のトラブル

起動画面にて「実行」ボタンをクリックするとハングアップする

起動画面で「実行」をクリックすると「実行」の文字が灰色になったままハングアップします。 また、このとき「実行ログ」を表示させても何も出力されていません (バージョンによっても異なります)。

多くの場合この原因は、ZIPファイルが展開されていない ことによるものです。

データベース接続エラー

以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります (メッセージ内容はバージョンによって変わります)。

エラーの原因はメッセージの通りです。 例えば、データベースをコピー中に商品スタッフIIを起動しようとすると、このエラーが発生します。

Firebirdへの接続エラー

特にパソコンを起動してからすぐに商品スタッフIIを使おうとした時に起こりがちなエラーは、 「Firebirdデータベースがまだ起動中」というエラーです。 これはFirebirdデータベースサーバに接続できないことを示します。 このとき、実行ログを表示させると以下のようなメッセージが表示されています(枠囲み部分)。

Caused by: org.firebirdsql.jdbc.FBSQLException: GDS Exception. 335544721. Unable to complete network request to host "localhost".
Reason: Unable to complete network request to host "localhost".

Firebirdデータベースシステムは通常、パソコンが起動すると同時に自動的に起動しますが、 場合によっては起動に時間がかかる場合があります。 Firebirdが完全に起動するまでは商品スタッフIIは使用できません。

Firebirdが起動しているか否かはコントロールパネルの「Firebird Server Manager」にて確認できます。 この画面で、「The Firebird service is running」と表示されていればFirebirdが起動しています。

※Vistaの場合は、コントロールパネルに「Firebird Server Manager」が存在しない場合があります。 Firebirdのダウンロードとインストールを参照してください。

Firebirdの上位バージョンで作成したデータベースを下位バージョンで使用

上と同様に実行ログを表示させると、次のようなメッセージが表示されています。

unsuppported on-disk structure
found 11.1, support 11.0

という文言が見えますが、これはFirebird2.1で作成したデータベースをFirebird2.0で使おうとした場合の エラーです。