商品スタッフII ヘルプ>スタンドアロン版のインストールと実行>ファイル構成 |
商品スタッフIIが使用するフォルダ領域は以下の通りです。
レジストリは使用していません。 また、現在のところ(スタンドアロン版では)ネットワーク接続も一切行っておらず、 自動更新機能もありません。
ここでは商品スタッフIIスタンドアロン版アプリケーションを構成するファイルについて 説明します。
インストールの項で説明したように、 商品スタッフIIリリースを展開すると、以下のファイル群が出現します。
トップ -+- alone.jar ... 商品スタッフII スタンドアロン版プログラムファイル +- readme.txt ... 説明ファイル +- lib ... 実行に必要なライブラリを格納するフォルダ (複数のjarファイルがあります)
商品スタッフIIを初めて起動すると、これに加えて「gsdb.fdb」というファイルが 作成されます(「データベースファイルを作成しますか」に対して「はい」)。 また起動時設定もセーブされます。つまり、
トップ -+- alone.jar +- readme.txt +- gsdb.fdb ... データベースファイル +- alone.config ... 起動時設定 +- lib
となります。gsdb.fdbファイルはFirebirdのデータベースファイルです。 Firebirdでは、基本的に1データベース・1ファイルとなっています。 商品スタッフIIのデータベースを構成するファイルはこのファイルだけです。
したがって、「データをバックアップしたい」という場合には、このファイルをバックアップするだけでOKです。 ただし、以下の点に注意してください。
商品スタッフII稼動中に単純なコピー操作を行うと、コピー先のファイルはおそらく壊れた状態になります。
元のファイルは大丈夫かと思いますが、正常なバックアップはできません。 一般にデータベースシステムは、その稼動中に単純なコピーでバックアップがとれるものではありません。
※Version 1.40より簡単にバックアップの方法が変わりました。 以前より簡単な操作でバックアップをとることができます。
商品スタッフII稼動中のメイン画面の 「SA版」タブにて、 「バックアップ」ボタンをクリックします。 詳細は、「バックアップ」の説明を参照してください。
稼動中のシステムに何らかの障害が起こった場合や、利用中の環境(プログラム+データベース)を 他のパソコンにコピーしたい場合は、リストア操作を行う必要があります。 「バックアップ」の方法には三種類ありますので、 それぞれに応じた方法をとります。
上記の「データベースのみ」のバックアップでは、ファイル名が「yyyy-MM-dd-HH-mm-ss.fbk」 という形になっています。yyyyなどは、バックアップした日付時刻を表しますので、 いつの時点のバックアップであるかがすぐにわかります。
このバックアップファイルからリストア(復旧)を行う方法には二通りありますが、 その前にあらかじめ このファイル名を「gsdb. fbk」に変更しておいてください(拡張子に注意)。前者の方法については、リストア&スクランブル画面を 参照してください。
商品スタッフIIスタンドアロン版では、起動時にgsdb.fdbが存在しない場合には、 gsdb.fbkがあればそれをリストアしてgsdb.fdbを作成します (gsdb.fbkも存在しない場合は新規作成になります)。
※バージョン1.40よりプログラム更新が簡単になりました。
現在のところ、商品スタッフIIスタンドアロン版にはプログラムの自動更新機能はありません。 新しいバージョンのプログラムをダウンロード(alone-X.XX.X.zipというファイル名です)したら、 「SA版」タブにて 「プログラム更新画面」を 使ってプログラムを更新してください。 詳細は「プログラム更新画面」を参照してください。
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