マスタ作成

PHLシリーズ用のマスタファイルを作成し、PHLハンディ端末にダウンロードします。商品マスタについては「商品マスタ」を参照してください。

作成上の注意

PHLシリーズは、現在の基準から考えると非常にメモリが少ないです（1600で1MB、2600で2MB)。そのため、商品アイテム数が大量の場合は、すべての商品について作成すると、メモリに入りきらない恐れが出てきます。

このため、商品マスタの作成では、分類を指定してその分類中に存在する商品についてだけ作成できるようになっています。

また、商品マスタには売上価格が含まれ、PHLプログラムの売価表示機能によってそれを表示することができますが、商品スタッフIIシステムにて売価変更をした場合は、商品マスタを作成し直して、 PHL側にダウンロードし直さなければならないことに注意してください。

画面には作成済みの商品マスタの履歴が表示されます。これは、用途に合わせて複数作成した商品マスタを保存しておく役割です。必要なときに必要な商品マスタをダウンロードすることができます。表には以下の列が表示されます。

「マスタ作成」ボタンをクリックすると、商品抽出画面が表示されます。ここで様々な条件を使用してマスタ作成をする商品を抽出します。

商品抽出画面の下部に、商品総数が表示されます。タイトルの入力を行い、ＯＫボタンをクリックすると商品マスタが作成されます。タイトルは、例えば「店舗陳列中の全商品」など、わかりやすい名前を付けてください。

選択中の商品マスタをファイルとして書き出します。この機能は、本システムの機能以外で商品マスタを利用したい場合に使用します。通常は必要ありません。

選択中の商品マスタをPHLに送信します（ダウンロード）。 PHL側では「商品マスタ受信操作」を行い、パソコンからファイルを受信します。

不要な商品マスタを削除します。商品スタッフII本体側で商品数が増えたり売上価格が変更された場合は、過去に作成した商品マスタは古くなっています。そのような商品マスタは削除してください。