※※※ 本マニュアルは旧製品V1のものです。最新版V2はこちらです ※※※

一台のパソコンでの複数末プログラム

以下の情報は特殊な利用方法に関するものです。通常は必要ありません。

通常の業務では、一つのPCにおいて端末プログラムを複数起動させる必要はありません。 また、本システムでは一つの登録に対応する端末プログラムを複数起動させることはできません。 すなわち、

しかしながら、一つのPCで複数の端末を動作させたい場合もあります。 主にサポートサービスを行う場合に必要になります。

一つのPCにて複数のサーバに対する端末を使用する

このケースについては、特別なことは何もありません。 通常通りにそれぞれのサーバにアクセスしてインストールすることで利用可能です。 それぞれのサーバはサーバ識別番号が異なるので、作成される起動用のショートカットも異なる名前になります。

また、これらの複数の端末プログラムを同時に動作させても問題ありません。 PC内で用いられるデータ領域も別になるからです。

一つのPCにて一つのサーバに対する複数の端末を使用する

一つのPCにて一つのサーバに対する複数の端末を使用することは、そのままではできません。 つまり以下のような状態です。

なぜなら、二つの端末プログラムの扱うサーバ識別番号は同じなので、ショートカットも同じになりますし、 データ領域も同じになってしまうからです。 この場合、後からインストールした端末登録だけが利用可能になり、以前に登録したものは解除されます。

インストール時の枝名の指定

これを行いたい場合は、インストール時のURLに端末枝名を指定します。 一つのサーバ識別番号に異なる枝名を指定することにより、端末を区別させるためです。 この枝名は任意の名前を指定できます。

以下では内部端末の枝名としてOne、外部端末の枝名としてTwoを指定したものです。

http://ホスト名称:ポート番号/terminal/internal/One?sysPassword=パスワード

http://ホスト名称:ポート番号/terminal/external/Two?sysPassword=パスワード

※1:枝名としては半角英数字を使用するのが無難です。特に「/」などの記号は使用できません。
※2:Java Web Startの仕様制限から枝名をクエリパラメータとすることはできないため、URLの一部として指定する仕様となっています。

インストール状態

以下に枝名無しと有り(One)でインストールしたときの状態を示します。

ショートカットが二つ作成されています。

データ領域が別々になっています。

アプリケーションとしての登録も別となります。