売掛・入金

顧客ごとの売掛状態を見る

地域分類などの顧客を特定することができるところでは、顧客情報の売掛履歴から売掛の状態を確認することができます。

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全体の売掛状態を見る

売掛のある顧客とその金額、全体の合計金額が表示されます。支払い期日を超過しているものは赤字で表示されます。

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売掛入金処理

本システムでは売掛入金処理として「伝票単位の消しこみ」をサポートしています。

すなわち、一人の顧客に対する売掛総額のみを保持しその金額を消しこむだけではなく、その顧客のどの伝票についていくらの消しこみを行うのかを指定することができます。

売掛入金処理の方法は以下の二つがあります。

  • 売掛顧客が店頭にて現金などで入金する。
     レジスター部にて対応。
  • 売掛顧客が銀行振込などで入金する。
     売掛入金部にて対応。

特に後者の場合には、様々な状況に対応しています。

  • 入金金額が売掛金より若干少ない場合に、「振込み手数料負担」あるいは「入金時値引き」を行う。
  • その顧客の売掛金の一部のみを消しこむ
     2万円の売掛であるのに、1万円しか入金の無い場合など。
  • 複数顧客の売掛の消しこみを行う
     ある顧客(会社)の10万の入金のうち、5万を自己分の消しこみ、5万を子会社分の消しこみに用いるなど。

入金消しこみの例

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入金金額が少ない場合に「振込手数料」あるいは「入金時値引き」を上乗せし、「みなし入金額」とします。

 

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顧客Aからの入金で、本人の売掛金全額を消しこむ例です。

 

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顧客Aからの入金で、本人とその関係者(個人の場合は世帯構成員、グループの場合は関連グループ)の売掛金を消しこむ例です。

 

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本人とその複数の関係者の売掛金の一部ずつを消しこむこともできます。

 

売掛入金処理方法を詳細に行う理由

このように細かい入金消しこみ処理の理由は、ひとえに顧客側のあらゆる「まとめ入金」パターンに対応するためです。例えば、

  • 自身の分と同時に家族の分をまとめて入金する。
  • 自社の分と同時に子会社の分をまとめて入金する。
  • (経理上の関係から)子会社の購入した一部の商品についてだけ入金する。

そして、誰がいくら入金したと同時に、それをどの伝票の売掛に充当したかを記録する必要があります。

もちろん、このような複雑な処理の必要が無い場合には、簡単な操作で消しこみ処理を行う方法も用意してあります

 

入金履歴をみる

銀行口座、顧客等を指定して入金の履歴を表示します。
 

銀行口座のみを指定すれば、その通帳の記録と照らし合わせることができます。

顧客のみを指定すれば、その顧客の入金記録のみを表示させることができます。

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詳細消しこみを行う

 

詳細な消しこみの例です。以下の処理を行っています。

  • 入金金額に振込み手数料を加算してみなし入金金額とする。
  • 入金顧客の家族の売掛をすべて消しこみ
  • 入金顧客自身の売掛の一部を消しこみ
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