製品の特長
必要な機能をすべて備えたオールインワンシステム
商品スタッフⅡは小売店舗様に必要な機能をすべて備えたオールインワンシステムです。
データ中心構造(DOA~Data Oriented Approach)であるため、機能中心構造(POA~Process Oriented Approach)に比較して、以下のメリットがあります。
- すべてのデータが有機的・リアルタイムに結合している。
例えば、商品管理機能から一つの商品に着目すると、その商品の販売履歴や販売先顧客の情報をすぐに表示させることができます。 - データの矛盾が発生しない。
例えば、販売履歴がある場合はその商品データを削除することはできません。こうしてすべてのデータは矛盾の無い状態に保たれます。
経営者自身が操作可能なシステムです
商品スタッフⅡは経営者自身が操作可能なシステムです。オペレータは必要ありません。従来のシステムは、いわばデータ処理機的と言えます。オペレータが指示を出し、出力結果帳票などを経営者に伝達するという形です。このモデルでは経営者は受動的な立場でしかありません。
商品スタッフⅡは、いわば指令室的と言えます。経営者自身が、見たいところ・調べたいところをリアルタイムで表示させることができます。このモデルでは経営者は能動的な立場です。
いわゆるオフコン時代から小売店舗向けシステムとして様々なものが登場しましたが、しかし当時のコンピュータのスピードや容量の制限から、必要最低限のユーザインターフェースしか搭載していなかったと言えます。例えば、当時はウインドウシステムによって同時に複数の画面を表示したり、ドラッグドロップによって簡単にデータ移動するといったことは夢でしかありませんでした。
商品スタッフⅡは、現在のパソコンの処理能力およびそれをベースとしたウインドウ環境を十分に生かし、見たいものがすべて見える・即座に見える・簡単に操作できる機能を実現しました。例えば以下のような機能を持ちます。
- 数万件の商品をエクスプローラライクな木構造に分類し、それを一度に閲覧する機能。
- ドラッグドロップによって、商品や顧客等の分類を行なうことのできる簡単操作。
- 複数の必要な情報ウインドウを開いておき、詳細を閲覧したい商品や顧客をポイントすればすぐに表示される機能。
中小規模店舗様でも導入可能なシステムです
大手メーカー製のレジスターを購入しても、そこにはレジ機能しかありません。様々な管理をしようと思えば追加機器が必要となり、小規模店舗様では導入可能な価格帯ではありません。商品スタッフIIでは、(最小構成の場合)一般のレジスター一台分の価格でPOSレジ機能に加えて、システムの全機能を利用することができます。
さらに、中規模店舗様でPOSレジが複数台、操作端末が複数台といった構成の場合でも大変リーズナブルな価格で導入することができます。その理由は、
- 価格の安い民生用パソコンをベースにしていること
- オープンソースを多用していること
です。
近年のパソコンの価格低下には驚くべきものがあります。もはや「専用」の高価な機器を購入することにはほとんど意味がなくなったと断じても良いでしょう。もちろん専用機器にはそれなりの耐久性があると考えられますが、もはやパソコンを使い捨てにした方が結局は安くつくのではないでしょうか。
また、近年Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアという無料のソフトウェアが人気を集めていますが、それらは単に「無料だから」という理由だけではありません。高い信頼性を持つからです。例えば、世界中で稼動しているウェブサーバのシェアの半分以上はApacheというオープンソースソフトウェアです。
さらに、ここ数年は個人が非常に高性能なスマートフォンを保持するようになってきました。これを利用しない手はありません。商品スタッフIIでは、PC端末に加え、スマフォをWeb端末データコレクタとして使用できる機能を追加しました。