商品スタッフII対応Javaシステムの変更について(予告)

商品スタッフIIのプログラムはすべてがJavaによるもので、その実行には事前にJavaシステムをインストールしていただく必要がありますが、今後弊社の正式対応するJavaシステムとしては、AdoptOpenJDKとなる予定です。これはあらかじめの予告になります。

※現在Java+商品スタッフIIを御利用中の方は、そのままで構いません。弊社としての今後の方針となります。

対応Java変更の理由

昨年より、Javaの開発元であるOracle社が「Javaの有料化」を打ち出し、現在の最新バージョンは有料化されています。場合によっては非常に高額になるため、これでは商品スタッフIIの低料金を継続できません。

しかし、Oracle社の開発しているほとんどのプログラムは、オープンソースとして公開されています。このようなことはソフトウェア業界では良くあることです。無料で公開されたプログラムですが、簡単に利用可能な形態にしたものを有料化し、サポートするというビジネスモデルです。

このオープンソースのJavaのプログラムを流用し、利用可能な形態にしたものがサードパーティによって無料で公開されています。その一つがAdoptOpenJDKです。

AdoptOpenJDKのスポンサーとしては、IBM、Microsoft Azure、Azul Systems、GoDaddy、Ocado Technology、Packet、Pivotal等の錚々たるメンバーになっており、信頼性も十分ですし、本家Oracle社のものとの互換性も十分考慮されています。

そして、AdoptOpenJDKからの配布物も一般ユーザが簡単に利用できる形になっており、ほぼOracle社配布のものと使い勝手は変わりません。

したがって、弊社としては今後の正式対応JavaとしてAdoptOpenJDKを推進していくことになります。

※現在御利用中のお客様は特に変更する必要はありません。またFirebirdデータベースについては、最初からオープンソースソフトウェアプロジェクトにおいて開発が行われており、弊社としての方針変更はありません。

より詳細な情報

これに関するより詳細な情報は、弊社技術サイトをご覧ください。

AdoptOpenJDKを使う
https://www.gwtcenter.com/using-adoptopenjdk