Javaの選択について

商品スタッフIIはJava製のプログラムであり、その実行にはあらかじめJavaがインストールされていることが必要です(サーバの実行には、さらにFirebird 2.1あるいは2.5のインストールが必要です)。

2007年の商品スタッフIIの発表以降、本年まで、商品スタッフIIではOracle社の無料のJavaシステムを推奨してきましたが、2019/4以降はOracle社がJavaを有料化したため、Oracle社製の最新のJavaは推奨いたしません。代わりにAdoptOpenJDKを推奨いたします。

JavaのバージョンとWindows10の非互換性について

Oracle/AdoptOpenJDKのいずれをご利用の場合にもバージョンはJava8以上をご利用ください。それ以前では商品スタッフII V2は動作しません。

古いJavaとWindows10の最新アップデートの組み合わせでは、インストーラが起動せず、インストールできなかったり、インストールできても、Windows10の非互換性のために、商品スタッフIIのようなJava製プログラムが意図せずに落ちてしまう不具合が世界中で起こっています。

商品スタッフIIヘルプ:Windows10においてプログラムが落ちてしまう場合をお読みください。

このため、最新のJavaをインストールされることをおすすめします。今後、Windows10による互換性を切り捨てたアップデートによって、場合によっては常に最新のJavaが必要になるかもしれません。

Oracle社製純正Javaを継続して利用される場合

Oracle社の純正Javaは、個人利用・開発用としては無料で配布されています。また業務として利用される場合もライセンス契約を結べば利用することができます。

以下のリンクから自由にダウンロードすることができますが、特に業務利用の場合のライセンス契約についてはOracle社にお問い合わせください。

Java SE ダウンロード

AdoptOpenJDKを利用される場合

弊社としては、Oracle社の純正Javaではなく、AdoptOpenJDKの利用をおすすめします。

AdoptOpenJDKは、Oracle社製Javaのソースコード(オープンソースです)をもとにして、IBM、MicrosoftなどのIT業界でも有力な会社が集まり、独自のJavaの配布を行っているものです。

弊社でもAdoptOpenJDKについて約半年間の検証を行ってきましたが、問題無しと判断したため、正式にAdoptOpenJDKに対応とするものです。

以下では、AdoptOpenJDKのダウンロードとインストール方法を説明します。

AdoptOpenJDKのダウンロード

https://adoptopenjdk.net/releases.html

を開きます。時期によって異なりますが、以下のような画面になります。

  • バージョンはOpenJDK8(Java8)です(※)
  • Javaの高速化技術の種類としてHotSpotかOpenJ9の選択肢がありますが、Oracle製Javaとの最大限の互換性を求めるならばHotSpotを選択します。
  • Operating Systemを「Windows」とします。
  • OSが32ビットの場合はx86、64ビットの場合はx64を選択します。

※弊社ではOpenJDK12までの動作を確認しています。商品スタッフIIには影響しませんが、13にはバグがあるようです。

以下では64ビット版を選択しました。

  • JDKとは、Javaプログラムの実行環境に開発ツールも含めたものです。開発者以外には不要ですが、こちらでも構いません。開発機能を利用しない場合には、ディスクスペースが無駄になるだけです。
  • JREとは、Javaプログラムの実行環境のみになります。通常はこちらをダウンロードしてください。
  • 各々msiとzip形式がありますが、インストーラーとして簡単に実行できるのはmsi版です。こちらをダウンロードしてください。

AdoptOpenJDKのインストール

インストールは簡単です。ダウンロードしたmsiをダブルクリックしてインストーラを起動し、ほぼ「次へ」を押していくだけです。

AdoptOpenJDK上での実行を確認する

以前に別のバージョンのJavaをインストールされている場合には、新たなJavaをインストールしてもうまく切り替わっていない場合があります。先程インストールしたAdoptOpenJDK上で商品スタッフIIが実行されていることを確認するには、以下の操作をします。

商品スタッフII端末のメイン画面の説明>バージョンを選択します。

環境タブにてjava.venderを調べます(この例はAdoptOpenJDK12の場合です)

起動するJavaがうまく切り替わらない場合

前述のチェックを行った場合に、新たなJavaではなく、古いJavaが使われていることがあります。この場合には、いったんJavaをすべてアンインストールし、再度インストールしてみてください。

あるいは、古いJavaをインストールしたまま、(.jarファイルをダブルクリックしたときに)新しいJavaを選択させるようにする方法があります。Windowsのファイル拡張子関連付けを確認するを参照してください。