※※※ 本マニュアルは旧製品V1のものです。最新版V2はこちらです ※※※

サーバパソコンの選択とプログラムインストール

サーバパソコンの選択

サーバとするパソコンは基本的にごく普通のWindowsパソコンで結構です。 OSとしては、Windows 2000/XP/Vistaでの動作を確認しています。 ただし、以下を考慮してください。

速いパソコンであること

すべての端末からのアクセスが行われるため、できる限り早いパソコンが望ましいと思われます。 もちろんこれは端末の数にもよります。

耐障害性が高いこと

すべてのデータを集中管理しているため、耐障害性の高いパソコンが望ましいと思われます。 本格的に利用するには、RAID装置等を備えた本格的なサーバマシンのご利用をお勧めします。 ただしその場合、高価なWindowsサーバソフトウェアを購入する必要はありません。 弊社では、より信頼性があり堅牢で安価なOSとしてCentOS等の無料のLinuxをお勧めしています。

※Linuxを選択した場合、そのパソコンは端末兼用とはできません。ご注意ください。

バックアップの考慮

サーバマシンのほかに、ネットワークストレージあるいは電源を落とさないほかのパソコンへの バックアップを考慮してください。 ネットワーク版では、深夜に自動バックアップを行うことができます。 詳細はフルバックアップ設定画面および 差分バックアップ設定画面をご覧ください。

インターネット接続のできること

特に弊社サイトよりネットワーク版をダウンロードして起動した場合は、 ライセンス確認が必要となります。 これはサーバプログラムが自動的に行いますので、サーバとするパソコンがインターネットに接続できる ことが必要です。

必須ソフトウェアのインストール

サーバパソコンには、Java Runtime Environment(JRE)Firebirdが必要です。 あらかじめこれらをインストールしてください。

※OSとしてLinuxを選択された場合は、それぞれLinux専用のものが必要です。

サーバパソコンへのプログラムインストール

初回のインストール

ネットワーク版の初回のインストールとしては、適当な位置に配布ファイル(ZIPファイル)を解凍します。 以下のファイルが現れます。

これらのファイルの構成はサーバファイルの構成にて説明します。

スタンドアロン版と同様にレジストリは使用しません。 不要になった場合は、これを削除してください。

プログラムのバージョンアップ

現在のネットワーク版では、プログラムの自動更新は行っておりません。 以下の手順でプログラムをバージョンアップしてください。

  1. バージョンアッププログラムの配布ファイル(ZIP)を弊社サイトよりダウンロードする。
  2. プログラム更新画面 を開き、そのZIPファイルを指定する。

この後は全自動でバージョンアップが行われます。詳細は プログラム更新画面を参照してください。

プログラムのアンインストール

ネットワーク版サーバプログラムのアンインストールは、 スタンドアロン版と同様にインストールフォルダを削除するだけです。

※ただし、ネットワーク版の端末プログラムは「プログラムの追加と削除」からのアンインストールが必要になります。 端末の管理にて説明します。