商品スタッフII ヘルプ>機能説明>仕入>入荷履歴・入力画面 |
入荷については「入荷処理」を参照してください。
この画面では月(デフォルトは今月)ごとに入荷履歴を一覧するとともに、 新しい入荷処理を行います。
画面上側に入荷履歴が表示されるので、いずれかを選択するとその入荷商品リストを下側に 表示します。 ここで商品リストの印刷、商品を商品クリップへ追加、 各商品の商品情報の閲覧を行うことができます。 さらに各商品を選択すると、入荷時にその商品について行われた指示内容を表示します。
以下のボタンで新規入荷処理を行います。
仕入先ごとにまとまって商品が到着することが多いと思いますので、 入荷処理単位は仕入先ごとになります。 もちろん、一つの仕入先からの複数の商品を2回3回に分けて入荷処理しても構いません。 「新規」ボタンをクリックすると、仕入先選択画面になるので、ここで仕入先を選択します。
通常はこちらの方法を使います。
通常は商品のJANコードを読み込ませることで登録していきますが、 JANコードの無い商品の場合には、検索ボタンで名前などから検索することができます。
商品を入力すると、その商品についての(未入荷の)発注や仕入が検索されます。 その結果によってその後の処理が異なってきます。
(1),(2)の場合は、選択したデータが「発注のみ」の場合にはそのむね警告が表示されます。 発注のみでは、最終的な仕入価格が確定していないからです。 (3)の場合は、そもそも発注も仕入もしていません。 ここでは入荷処理はできませんので、「保留」状態になります。
※ここで述べた「発注」および「仕入」は、選択した仕入先に関するものだけです。 たとえ同じ商品を別の仕入先へ発注中あるいは仕入済みであっても無視されます。
この商品が期限管理商品の場合には、 その最早日あるいは最早月の入力を行うために、 カレンダーが表示されます。 ここで、日付を入力するかしないか任意です。必要の無い場合はキャンセルできます。 最早日ではなく、最早月の入力の場合にもカレンダーから日付を選択してください。
※通常の入荷処理ではこの機能を使用しないでください。
特に「仕入と入荷を同時に行う」という場合は、仕入入力にて商品を指定した後で、 本画面で全く同じ入力を行うのは面倒です。
「仕入済未入荷分」をクリックすると、この仕入先の仕入伝票のうちの未入荷のあるものについて、 仕入番号・納品番号・納品日付がリストされますので、そのうちの一つをクリックします。 クリックされた仕入伝票の未入荷分が自動入力されます。
商品の数量まで(期限管理の場合は期限の入力あるいはキャンセルまで)が確定すると、 表中に行として現われます。また、 その商品数量が自動的に振り分け指示されます(後述)。
商品行の内容は以下のとおりです。
次のいずれかが表示されます。
振り分け指示は「その商品をどこに移動すべきか」を表しています。 この指示は新規入荷が終了した時に印刷できますのでメモをとる必要はありません。 自動振り分けの内容は以下の通りです。
客注のある場合にその数量を最優先で確保します。
店頭などの展示デポが在庫不足のときは、その補充を指示します。 このとき、展示デポにその商品のロケが設定されていれば、その移動先としてそのロケが指定されます。
ただし、展示デポが在庫不足でも、非展示デポに在庫が存在する場合は 先入先出の原則に従い、入荷分からの補充を抑制します。 この場合は警告が表示されます。
残った数量は倉庫などの非展示デポへの格納を指示します。
このとき、非展示デポにその商品のロケが設定されている場合には、 同じロケに格納するよう指示されます。 ロケが見当たらない場合には、デフォルトのロケが指示されます。
このようにシステム側は、入荷商品について適切と思われる振り分けを指示しますが、 この振り分けを変更することもできます。 「編集」ボタンを押すと、振り分けの変更ができます。
システムによる自動振り分けを変更することができますが、これには若干制限があります。
入荷数量と、振り分け数量の合計が異なる状態にすることはできません。 一致するように振り分けを変更する必要があります。
OKボタンで新規入荷を完了します。 今回の入荷が入荷履歴に表示され選択状態になっているので、 振り分けを確認しながら作業するたには印刷ボタンで振り分け指示を印刷します。
新規入荷では、商品のJANコードを一つずつパソコンに読み込ませながら 作業を行う必要がありましたが、大型の商品がいくつも入荷する際にはこれでは不便な場合があります。 パソコンを移動させながら作業しなくてはならないからです。
ハンディ端末を使って、商品をまわりながら入荷登録をすることができます。 ただし、この場合には商品検索ができず、商品には必ずJANコードがついている必要があります。
この場合もまず仕入先を決める必要があります。 ハンディ端末の操作については「入荷処理」を参照してください。
発注・仕入を行う商品がサービス商品であることがあります。 サービス商品は一般に形の無いものですから、在庫がありませんし、実際に「入荷」することもありません。 したがって、入荷担当者がこの商品の入荷処理を行うことはありません。
しかしながら、仕入先からそのサービスを受けたこと、つまり入荷したことを確認しなければなりません。 これを行わないと、この商品を発注・仕入した後いつまでも「そのサービスを受けていないという状態」になってしまいます。
この画面では「未入荷状態」のサービス商品すべてを表示しますので、 まだサービスを受けていないものについては行削除を行ってください。 OKをクリックすると、残った行について入荷されたものと見なす処理を行います。
もちろん、これらの「みなし入荷」処理を行った場合、在庫は増加しないことに注意してください。
新規入荷や新規POTで保留商品が生じた場合の処理です。 保留状態は、商品が入荷したことが記録されているだけです。 在庫数量・金額も増加しておらず、商品の移動指示も出ません。 本システムでは、在庫原価の計算に移動平均法を使用しているため、 入荷商品の原価がわからなければ在庫とすることはできません。 発注あるいは仕入のされていない商品は仕入価格がわかりません (正確な原価を算出するためには発注では不十分で、仕入がされている必要があります)。
保留処理は、商品を保留にした後で、発注あるいは仕入を行ったとき、それらの商品を 正式に入荷するものです。
※少なくとも商品を受領しているのに、発注あるいは仕入をしていないことはシステム的には考えられませんが、 口頭などで発注したものをシステム入力するのを忘れたということはありうることです。
保留記録には、商品と数量それにどの仕入先からであるかが記録されていますので、 その仕入先・その商品の発注あるいは仕入があると、受付状態になります。
保留状態を削除し、新規入荷あるいは新規POT でやり直すこともできます。
入荷処理後に、その各商品を指定して「削除」することにより入荷をキャンセルすることができます。 ただし、以下の制限があります。
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